ドバイ旅行で失敗しない!服装マナーやドレスコードまとめ【女性編】
2017年11月24日
ドバイはイスラム教の国であり、女性はアバヤと呼ばれる伝統的な民族衣装を着ているのを想像される方も少なくないでしょう。しかし観光大国であるドバイは外国人旅行者の服装には比較的寛容で、アバヤを着る必要はありません。
とはいえ露出の多い服装は好まれませんし、モスクなどではもっと厳しい服装のマナーがあります。
あれもダメ、これもダメだとどんな服を着たらいいの?!と悩んでしまいますよね。
ドバイでの女性の服装マナーと共におすすめのコーディネートを紹介します。
マナー違反にならないよう、ドバイを訪れる前にチェックしておきましょう!
気候に合わせた服装
ドバイの平均気温と最高湿度
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
最高気温(℃) | 25 | 26 | 30 | 35 | 39 | 41 | 43 | 42 | 40 | 36 | 30 | 26 |
最低気温(℃) | 17 | 18 | 19 | 24 | 28 | 30 | 32 | 33 | 30 | 27 | 22 | 16 |
最高湿度(%) | 80 | 80 | 76 | 64 | 64 | 72 | 64 | 69 | 77 | 74 | 72 | 74 |
6月~9月
夏期真っ只中で40℃超えの日が頻繁にあるほど暑くなります。特に7,8月は50℃超えの日もあり、外に10分もいられないほどです。基本的に夏の格好でOKですが、施設内は冷房がガンガンに効いているので寒くなるかもしれません。カーディガンなどちょっと羽織れるものがあると安心です。
4,10月
こちらも夏期に入りますが比較的気温は落ち着きます。とはいえそれでも日中は30℃を超える日も多く、暑いので夏の格好になります。この時期も冷房が効いている施設が多く、肌寒いと感じることもあるのでカーディガンなどを持って行くことをおすすめします。
11月~3月
観光のベストシーズンで、平均気温は20~30℃。日本でいうと秋のような気候です。日中は暖かく半袖でもOKな日が多いですが、夕方からは寒くなってくるのでカーディガンやジャケットなど、羽織れるものが必要になります。
街中での服装
イスラム教徒の女性は肌の露出がご法度ですが、観光客にはそこまで厳しくありません。しかし、UAEの文化を尊重するのであれば肩と膝が隠れている服装をしましょう。
肩が隠れ、身体のラインが出ないTシャツならOKですが、ぴったりしたものや胸元の空いたTシャツは好ましくありません。キャミソールやタンクトップも露出が多すぎるのでやめましょう。ドバイモールでは警告が出る場合もあります。
スカートも膝下ならOKですが膝上スカートは適切ではありません。スキニージーンズも身体のラインが出てしまうので避けた方が無難でしょう。
モスクでの服装
モスクはイスラム教の礼拝堂ですので服装はもっと厳しくなります。例えば手首・足首まで隠れる服装が必須で髪の毛もスカーフなどですべて隠さなければいけません。
観光に人気のアブダビにあるシェイク・ザイード・グランド・モスクの服装やマナーについてまとめてあるのでよかったら参考にしてください。
おすすめコーディネート
街中でも、モスクでもOKな服装をご紹介します。
女性のコーデにはカーディガン必須です!暑ければ脱げますし、寒ければ羽織れます。日差しが強いのでUV機能付きがおすすめです。
ボトムスは今流行のガウチョパンツがおすすめです。身体のラインが出ませんし、動きやすいので観光にぴったりです。モスクへ行く場合は足首の隠れる長さを選びましょう。
高級レストランでの服装
ドバイはゴージャスな土地柄、高級レストランがたくさんあります。レストランに行く前にドレスコードがあるのか確認しましょう。ドバイのレストランで指定されるドレスコードは以下の2つが多いようです。
スマートカジュアル
カジュアル過ぎず、かといってフォーマルまでしっかりした服装でなくてOKという服装です。
スマートカジュアルにはワンピースが定番です。ミニ丈だとカジュアルすぎるので膝下丈を選びましょう。
ノースリーブのワンピースには羽織物を合わせて露出も抑えた方が賢明です。
靴はつま先の見えないヒールで、バッグは小さめなハンドバッグやクラッチバッグにしましょう。
また、セットアップのパンツドレスでもOKな場所が多いです。
スマートエレガント
フォーマルに近い、ドレッシーできちんとした服装です。
スマートエレガントにはドレッシーなドレスやワンピースに羽織り物が定番です。こちらもスカートは膝下丈で露出を抑えるのがいいでしょう。
アクセサリーは何もしないとフォーマルにならないので何か付けた方がいいです。
靴はつま先の見えないヒール、バッグは小さめなハンドバッグやクラッチバッグにしましょう。
ドレスコードのあるレストランでも、UAEの民族衣装OKな場所が多いです。
また、ランチとディナーではドレスコードが異なる場合もあるのでレストランのHPで事前にチェックしましょう。HPにどのような服装が好ましいか、具体的に書いてくれている場合もあります。それでもどんな服装がいいのか迷ったらメールで問い合わせてみると良いかと思います。
水着はOK?
露出になかなか厳しめのドバイですが、ビーチやウォーターパークでのビキニなど、水着はOKです。ただ、日差しが強い時はラッシュガードやラッシュレギンスで紫外線対策するのをおすすめします。
ちなみに、イスラム教徒の女性は「ブルキニ」と呼ばれる露出のない水着を着ている方もいます。顔と手足の先のみのみが露出して身体のラインも出にくいデザインです。イスラム教徒以外にも、日焼けしたくない女性にも人気だそうです。
まとめ
ここまで書きましたが、正直街中にはキャミソールやミニスカートでがっつり露出している外国人も女性もいました。しかし「郷に入っては郷に従え」という言葉のように、海外へ行くときはその国の文化や習慣を尊重するのが安全に旅行する秘訣でもあります。
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