英語で時間を言ってみよう!時計の読み方の教え方

2021年9月26日

ため息

子どもがなかなか時計の読み方を覚えてくれない。どうやって教えたらいいのかわからない・・・

ハート

英語でも時計を読めたらスゴイなあ・・・

ハテナ

知育時計のおすすめは?

時計の読み方は小学校で習いますが、それ以前にご家庭で時計の読み方を教える親御さんも多いのです。時計の読み方がわかるようになると「〇時になったら寝る」という風に生活リズムが整うようになるなどのメリットがあります。

しかし時計の読み方は子どもにはとても難しく、なかなか覚えられません。そこでこの記事では順を追ってどのように時計の読み方を教えていくといいのか解説しています。日本語だけでなく英語での説明の仕方も載せていますのでバイリンガル育児に役立ててください!

1. まずは数字が数えられるようになろう

60まで数えられるようになろう

時計を読むということは数字も読めるということです。まずは数字を正確な順序で60までは読めるように練習しましょう。紙に数字を書いていって読み上げたり、数を数えるお歌などを流すと楽しく練習できますよ。

5の倍数で数える練習をしよう

1~60まで数えられるようになったら、次は5の倍数でも数えられるようになるとぐっと時計が読みやすくなります。5の倍数の数字を紙に書いていって読みあげていきましょう。また、お歌を流しても楽しく覚えられます。

2. 時間の一般的な概念を伝える

朝・昼・夜の一般的な概念を伝えてあげましょう。例えば朝は朝ご飯を食べて歯を磨くというようにそれぞれ朝・昼・夜に何をするか教えていきます。

In the morning we eat breakfast and brush our teeth.
(朝は朝ご飯を食べて歯を磨きます。)

At noon, we eat lunch and take a nap.
(お昼はお昼ご飯を食べてお昼寝します。)

At night, we read a book and go to sleep.
(夜は絵本を読んでネンネします。)

更に、お子さんに以下のように質問してみましょう。

What happens in the morning?
(朝は何をする?)

What happens at night?
(夜は何をする?)

3. 長針と短針を教える

それでは実際におもちゃの時計を使って練習していきます。ここではプリントなど紙に印刷された時計ではなく手動で時計の針が動かせるおもちゃの時計がおすすめです。

というのも、プリントなどの問題集で時間を読む練習だけでなく実際に時計の針を動かせるものがいいからです。私の経験上、練習用プリントでは時計を読めていた子が実際に実物の時計で時間を合わせる時に長針と短針を間違えてしまっていたからです。やはり、自分で手を動かしてみるって大事です。

こちらのおもちゃの時計、ダイソーで100円で購入できます。もちろん、ダイソーの時計でなくてもご家庭にあるおもちゃの時計で大丈夫!

これを機におもちゃの知育時計をお探しの方は以下の時計がおすすめです。

長針と短針の違いはわかるかな?

お子さんに以下のように聞いてみましょう。

お子さんが答えられなかったら短針や長針を指さしながら以下のように教えてあげてください。

What is the difference between these hands?
(2つの針の違いは何かな)

お子さんが答えられなかったら短針や長針を指さしながら以下のように教えてあげてください。

This one is longer than the other.
(こっちは長いね。)

This one is shorter than the other.
(こっちは短いね。)

ここで大事なのは短針は短い針、長針は長い針という違いを知ることです。

短針と長針を教える

時計の長身と単身

短針は英語で「hour hand」、長針は「minute hand」といいます。例えば以下のように教えましょう。

The shorthand is the hour hand.
(短い針はhour handだよ。)

The long hand is the minute hand.
(長い針はminute handだよ。)

4. 時刻を教える

いよいよ時刻の読み方をやっていきます。

ちょうど〇時が言えるようにする

3時

まずは「1時」「2時」「3時」というように、ちょうどの時間から教えましょう。

長針は12を指したままにして短針を動かしていきます。英語の例文を載せますので時計を動かしながらお子さんに読み上げてあげてください。

The time is indicated by the number to which the hour hand points.
(短針が指している数字が時刻だよ。)

To find out what the time is, we need to look at the hour hand.
(時間を確認するには短針を見てね。)

The hour hand is at 1, which means it is 1 o’clock now.
(今は1時だよ。)

It is 2 o’clock now.
(今は2時だよ。)

時間を読むのに慣れてきたらいつもその時刻に何をするかも付け足してみましょう。

It is 7 o’clock now, which means it is time for breakfast.
(今は7時だよ。朝ご飯の時間だね。)

It is 3 o’clock now, which means it is time to watch anpanman.
(今は3時だよ。アンパンマンを見る時間だね。)

それでは、短針が数字と数字の間にある時はどうなるでしょう。例えば短針が3と4の間にある場合はまだ3時ですね。

What time does the clock show when the hour hand is between 3 and 4?
(短針が3と4の間にある時は何時かな?)

It’s still 3 o’clock. The hour doesn’t change to 4 until the hour hand is all the way on top of the 4.
(まだ3時だね。短針が4ぴったりに行くまでは3時だよ。)

5分単位で教える

ちょうど〇時というのがわかるようになったら5分単位で読めるようになっていきましょう。ここで「5の倍数で数える練習」が役立ちます。

The minute hand indicates the minute.
(長針は分を表すよ。)

If the minute hand points to the 1, it’s 5 minutes past the top of the hour.
(長針が1を指している時は〇時から5分が過ぎたってことだよ。)

それでは実際に時計で「分」を合わせていきましょう。

(長針を2に合わせて)It is 10 minutes now.
(今は10分だよ。)

(長針を3に合わせて)It is 15 minutes now.
(今は15分だよ。)

この辺からややこしくなってきます。何度も間違えてしまうかもしれませんが根気強く教えていきましょう。

このダイソーのおもちゃの時計は1,2,3などの数字の隣に「分」の数字5,10,15なども記載されているんです。こういった時計の方がお子さんもわかりやすいです。

「時間」と「分」を同時に読んでみよう

それではいよいよ「時間」と「分」を一緒に読んでいきます。例えばおもちゃの時計の短針を2に、長針を6に合わせて以下のように教えてあげてください。

The time is 2:30 because the hour hand is pointing at 2 and the minute hand is pointing at 6.

数字を変えてどんどん練習していきましょう!

5. 練習問題

お子さんにおもちゃの時計を渡して以下の練習問題をやってみましょう。

①Move the hands and show me 8 o’clock on your clock.
(針を動かして時計を8時に合わせてみて。)

②Move the hands and show me 10:15 on your clock.
(針を動かして時計を10:15に合わせてみて。)

③What time did you wake up in the morning? Show me 〇 o’clock on your clock.
(朝何時に起きた?時計を〇時に合わせてみて。)

④What time did you have breakfast? Show me 〇 o’clock on your clock.
(朝ご飯は何時に食べた?時計を〇時に合わせてみて。)

⑤School has ended, which means it is 〇. Show me 〇 on your clock.
(学校が終わったよ。ということは今は〇時だね。時計を〇時に合わせてみて。)

時計の時刻を読んでみよう

それでは以下の時計を読んでみましょう。

2時

2時30分

11時15分

5時50分

12時59分

答え(上から)

two o’clock

two thirty

eleven fifteen

five fifty

twelve fifty-nine

おすすめ知育時計

MAG 知育時計 よ~める

1分ごと目盛りがあるので子どもには難しい「分」の読み方も視覚的にわかりやすくなっています。お子様に教える際のコツがわかるアドバイスシート付きなのも嬉しいポイント。更に、落としても割れにくい軽量なアクリル樹脂で作られています。

セイコー 知育目覚まし時計

知育時計としても、目覚まし時計としても使える一石二鳥の知育時計です。目覚まし機能はお子様でも簡単に操作でき、スヌーズ付きなので寝坊対策もバッチリ。また、秒針の静音性が高く眠りを邪魔しません。

くもんのNEWくるくるレッスン

この時計の特徴は短針が赤、長針が青に色分けされています。「時」を読むには赤い短針が指している赤い数字の部分を、「分」を読むには青い長針が指している青い数字の部分を読みます。このように色分けをすることでお子さんでも簡単に時計が読めるようになります。

更に、慣れてきたら「ステップアップカバー」をつけることで通常の時計に近い文字盤でも練習することができます。

最後に

お子さんがなかなか理解できなくても当たり前ですので焦らず教えてあげてください。英語での理解が難しかったらまずは日本語で丁寧に教えてあげてくださいね!

a half past 1(1時半)はどこが間違い?英語で時間を完全攻略しよう!

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