a half past 1(1時半)はどこが間違い?英語で時間を完全攻略しよう!
2021年8月11日
こんにちは!
英語で時間・時刻の伝え方を完璧にマスターしましょう!
時刻の伝え方なんて簡単だよ~
実は結構ややこしいんだよ。例えばa half past 1(1時半)は何が間違っているかわかるかな?
正しくはhalf past oneとなり、aがいりません。一方で1時15分の場合はa quarter past 1となり、aがつきます。
更に言うとhalf after 1はNGだけどa quarter after 1はOKです。本当ににややこしいですよね。会話ではこれらの間違いをしても伝わるとは思いますが、こういった細かい英語の時刻の表現を知っておきたいという方も多いのではないでしょうか。
更に英語で時刻の聞き方やちょうど〇〇時、〇〇時くらい・もうすぐ〇〇時・〇〇時過ぎなどもまとめています。
英語での時刻の表現を全てまとめましたのでご参考になれれば嬉しいです。
英語で時間を言ってみよう
- 1時:oneまたはone o’clock
- 2時:twoまたはtwo o’clock
- 3時:threeまたはthree o’clock
- 4時:fourまたはfour o’clock
- 5時:fiveまたはfive o’clock
- 6時:sixまたはsix o’clock
- 7時:sevenまたはseven o’clock
- 8時:eightまたはeight o’clock
- 9時:nineまたはnine o’clock
- 10時:ten またはten o’clock
- 11時:elevenまたはeleven o’clock
- 12時:twelveまたはtwelve o’clock
What time is it?(何時ですか?)と聞かれたらIt’sをつけてIt’s one o’clock.と答えます。日常会話ではo’clockを省略してIt’s one.とも言うこともできます。
o’clockはちょうど〇〇時という場合のみに使います。よくある間違いとしては1時10分と言う場合、It’s one o’clock ten.は間違いです。正しくはIt’s one ten.となります。
ちょうど〇〇時
ちょうど1時と言いたい場合はIt’s one o’clock.でもいいのですが更にちょうどを強調したい場合の表現をご紹介します。例えばちょうど1時という場合は以下のようになります。
例:ちょうど1時
exactly one (o’clock)
one (o’clock) on the dot
one (o’clock) sharp
〇〇時くらい・もうすぐ〇〇時・〇〇時過ぎ
〇〇時くらい・もうすぐ〇〇時・〇〇時過ぎの表現もご紹介します。1時を例に見ていきましょう。
例
about one (o’clock)(1時くらい)
around one (o’clock)(1時くらい)
almost one (o’clock)(もうすぐ1時)
just passed one (o’clock)(1時を過ぎたばかり)
aboutとaroundどちらも「~くらい」を表します。どちらかというと、aroundのほうがより大雑把なイメージです。
〇〇時〇〇分
〇〇時〇〇分と言いたい場合をご紹介します。例えば1時10分という場合。
例:1時10分
one ten
ten past one
ten after one
one tenはそのまま1:10なので数字がわかれば覚えやすいですね。
ten past oneは少々複雑でするるが分解すると以下のように分かりやすくなります。
ten(10分)+ past(過ぎた)+ one(1時)
1時を10分過ぎた=1時10分というわけです。after(後)も同様です。
1時20分はone twentyまたはtwenty past oneまたはtwenty after oneとなります。このpastやafterは1~30分を表すときに使います。
ちなみに、分が一桁の時刻を言う場合はゼロ桁も読み上げ、 “oh”と発音します。例えば1時05分の場合はone oh fiveとなります。
例:1時05分と言いたい場合の表現は以下になります。
例:1時05分
one oh five
five past one
five after one
注意点
- five past oneの場合はoh five past oneとはなりません
- 同じ数字が”時”と”分”で並んでいるような時刻、例えば5時5分の場合、five after fiveのようには使いません(正しくはfive past five)
そして1時半や1時15分という場合はone thirtyやone fifteenでもいいのですが、halfやquarterを使った表現もチェックしてみましょう!
〇〇時半
日本語でも1時30分を1時半というように、英語でもhalf(半)を使います。例えば1時半という場合は以下のようになります。
例:1時半
one thirty
half past one
half one
上記でご説明した〇〇時〇〇分と同様にone thirtyでも全く問題ありません。ただ、30分はhalfと表現されることも多いです。
half oneはpastを省略した表現でカジュアルな言い方です。
注意点
- half after oneはあまり言われません(正しくはhalf past one)
- thirty past oneもあまり言われません(正しくはhalf past one)
〇〇時15分
〇〇時15分と言いたい場合はquarterという表現もよく使われます。例えば1時15分という場合。
例:1時15分
one fifteen
a quarter past one
a quarter after one
one fifteenはそのまま1:15ですね。
a quarter past oneは〇〇時半と同じ要領でhalfがquarterになっただけです。quarterは1/4という意味。1/4過ぎた1時、すなわち1:15です。
注意点
- halfの場合はhalf after oneは少し不自然とご紹介しましたが、quarterの場合はquarter after oneはOK
- quarterの前にはaが必要
- くだけた表現としてpastなしでhalf oneは言うけどquarter oneは言いません
- fifteen past oneは言いません(正しくはa quarter past one)
〇〇時まであと〇〇分
日本語でもあと5分で1時などと言いますよね。そのように言いたい場合は以下のようにtoやtillを使います。
例:あと5分で1時
five to one
five till one
twelve fifty-five(12時55分)と言っても問題はありませんが、あと5分で1時と表現したい場合はfive to oneまたはfive till oneとなります。
注意点
- half to(till) two(2時まで30分)という言い方はしません
〇〇時45分
〇〇時45分と言いたい場合、これもquarterを使うのでご紹介します。例えば1時45分という場合。
例:1時45分
a quarter to two
a quarter till two
1時まであと1/4の時刻=1:45となります。ちなみにone forty-fiveと言っても全く問題ありません。
注意点
- fifteen to twoは言いません(正しくはa quarter to two)
- forty five past(after) oneも言いません
注意点がたくさんあってややこしいですね。まとめると、pastやafter、toを使うときはhalfやa quarterが使われ、thirtyやfifteenは使われません。
afterは同じ数字が”時”と”分”で並んでいるような時刻(例えば5時5分)やhalfでは使われないけどa quarterでは使われます。どっちがどっちだかわかんなくなりそうなら、いっそのことafterは使わずにpastだけを使うようにしてみては?pastならfive past oneもhalf past oneもa quarter past oneも全部OKです!
午前・午後
午前1時や午後1時と言いたい場合は簡単、AMとPMをつけるだけです。AMが午前、PMが午後になります。
例
午前1時:one AM
午後1時:one PM
AM/PMはA.M./P.M.またはa.m./p.m.という表記でもOK!正しい表記としては「時刻の数字+スペース+AM/PM」です。例えばone AMや1 AMとなります。
友達同士のメールなど、カジュアルな場合は1amなど数字の後にスペースを入れるというようなルールはあまり気にしなくてOK!
また、時刻の後に以下を付け足すことでAM/PMを使わずに表現することもできます。
- in the morning (午前に)
- in the afternoon(午後に)
- in the evening(夜に/夕刻に)
- at night (夜に)
eveningとnightの違いがちょっとややこしいですね。人によって解釈に違いはありますが、簡単に言うと以下のようになります。
- evening:日の入りから夜寝るまで
- night:日の入りから日の出まで
例
ten in the morning(朝10時)
three in the afternoon(午後3時)
eight in the evening(夜8時)
eleven at night(夜11時)
ちなみにですが、日本では午後の時刻を表現する際13時や20時などと表現しますよね。英語では極まれにそういった表現をされることもありますが、ほとんどありません。英語で午前午後は上記でご紹介したような表現を使用しましょう。
正午や午前0時
正午(お昼の12時)や午前0時(夜の12時)を表す表現もご紹介します。
正午や午前0時
正午:noon / midday
夜中の12時:midnight
noonもmiddayも正午(お昼の12時)です。この2つは何が違うかというとnoonはお昼の12時なのですが、middayは午前11時~午後2時くらいまでを指すこともあります。
noonをtwelve PM、midnightをtwelve AMと表現しても間違いではありませんが、混乱しそうになるのでnoonやmidnightを使った方が無難かも。
英語で時間を聞いてみよう
英語で時間を聞く時のフレーズをいくつかご紹介します。
まず、一番シンプルで一番簡単な時間の聞き方です。
What time is it?
(何時ですか?)
相手が時計を持っているかわからないときには時計持ってますか?のニュアンスも含んだ「何時わかりますか?」と聞きたいときもあると思います。そういった時に使える英語です。
Do you have the time?
時間わかりますか?
Have you got the time?
時間わかりますか?
注意
- 必ずtheをつけましょう。theなしでDo you have time?だと時間ではなく暇な時間があるかどうか聞く「お時間ありますか?」という意味になります。
知らない人など丁寧な言葉で聞きたいときは以下の表現を使いましょう。
Excuse me, could you tell me the time, please?
すみません、お時間を教えていただけないでしょうか?
Excuse me, could you tell me what time it is, please?
すみません、お時間を教えていただけないでしょうか?
まとめ
まとめ
■ちょうど1時
- exactly one (o’clock)
- one (o’clock) on the dot
- one (o’clock) sharp
■1時くらい・もうすぐ1時・1時過ぎ
- about one (o’clock)(1時くらい)
- around one (o’clock)(1時くらい)
- almost one (o’clock)(もうすぐ1時)
- just passed one (o’clock)(1時を過ぎたばかり)
■1時半
- one thirty
- half past one
- half one
■1時15分
- one fifteen
- a quarter past one
- a quarter after one
■1時まであと5分
- five to one
- five till one
■1時45分
- a quarter to two
■午前・午後
- 午前1時:one AM
- 午後1時:one PM
- in the morning (午前に)
- in the afternoon(午後に)
- in the evening(夜に/夕刻に)
- at night (夜に)
■正午や午前0時
- 正午:noon / midday
- 夜中の12時:midnight
■英語で時間を聞く時のフレーズ
- What time is it?
- Do you have the time?
- Have you got the time?
- Excuse me, could you tell me the time, please?
- Excuse me, could you tell me what time it is, please?
最後までお読みいただきありがとうございます。
時刻の英語表現ってたくさんあって結構複雑ですね。これを全部覚えるのはかなり大変。全部丸暗記しようとせず慣れることが大事です。
記事を参考にしながら、時計を見て今は何時か言ってみてください!
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